《「お疲れ様」は英語でなんて言う?》

皆さんは職場で上司や同僚に気遣いや労いの気持ちを表現したい時に、「英語でなんて言えばいいんだろう」と迷ったことはありませんか? それもそのはず。残念な事に、英語には日本語の「お疲れ様」と同じ使い方をできる言い回しが存在しません。

なぜなら、日本語の「お疲れ様」は非常に多くの意味を持った便利な言葉だからです。
例えば、社内で同僚とすれ違ったときや、退社時の挨拶として、努力や成果に対して労いを表現する言葉として……このように、日本語では全て「お疲れ様」の一言で表現できてしまうのです。

では、英語では職場での「気遣い」をどう表現をしたらいいのでしょうか。そこで今回は、シチュエーション別に使える「お疲れ様」の代わりとなるフレーズをご紹介していきます。

【頑張った同僚を労うフレーズ】

① Well done! / Good job!

直訳すると「よくできました。」という意味で、先生が生徒に対して使うイメージが強いですが、実際には、欧米のビジネスシーンでも使われています。

② Thank you for~

「〜をして下さり、ありがとうございます。」「〜の件、ありがとうございました。」とThank youの後のfor以下を工夫する事で感謝と労いの気持ちを伝える事ができます。

(例) Thank you for your help, I really appreciate it.(助けて頂き、ありがとうございます。本当に感謝しています。)
Thank you for giving advice. That was helpful.(アドバイスを頂き、ありがとうございました。お陰で助かりました。)

社内での同僚や上司への軽い挨拶として使えるフレーズ

How are you doing? / How’s it going? / Are you all right?

英語圏での挨拶は、必ずと言っていいほど「調子はどう?」を意味する上記いずれかのフレーズから始まります。エレベーターで同僚と鉢合わせた時など、日本では「お疲れ様です。」が決まり文句ですが、英語では代わりに「調子はどう?」と言うのが最も自然な挨拶です。

仕事終わりの挨拶として使えるフレーズ

See you tomorrow, bye. / See you on Monday. / See you next week.

日本とは少し違い、帰るときに上司や同僚に労いの意味での「お疲れ様」という挨拶は、必要ありません。必要なのは、自分が帰るという事実を上司に伝えることなので、上記の言い回しが最も自然です。もちろん、Have a good evening!(素敵な夜をお過ごし下さい。)や、週末でしたら、Have a good weekend!(素敵な週末をお過ごし下さい。)なども仕事帰りの挨拶として使えます。

 

 

いかがでしたでしょうか😊?
普段私たちが意識せずに使っている日本語の「お疲れ様」という言葉、実は本当に色んな場面で使える便利な言葉であるという事が分かりましたね!

今回紹介した以外にも、本当に多くの挨拶の仕方があるので、外国人が実際にどういう挨拶を使っているか普段から意識して聞いてみて、真似してみましょう!

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